道草展 2018.8.4 satー8.26 sun 安齋新・厚子

2018.07.29

同じ時代を見聞きし生きて来た。
と言う事は、近い感覚を持たせるてくれるのでは思っている。
安齋新・厚子さんのお二人と私達は同世代であり、興味の幅の広さもこの世代ならではの特徴なのかと感じている。
情報以前に豊富にモノあり、次から次へと新しいモノが出て来た時代、
好き嫌いせず、雑食的に食べ尽くし、消化したところから作品が生まれ来ているようなお二人の器が好きなのです。

建築、民族衣装、テキスタイル、古いもの、新しいもの、様々な世界を観てきたお二人。
そんなお二人が体現した器たち。
普段の器とは違う、道草作品も楽しみです。


安齋新・厚子
安齋 新
1971 東京都生まれ
1995 法政大学文学部卒業
1998 佐賀県立有田窯業大学校轆轤科、本科卒業

安齋 厚子
1974 京都市生まれ
1996〜99 寄神宗美氏に師事
2003 京都市工業試験場専修科卒業

2006 共に石川県加賀市に移住、築窯

みちくさ展
2018年8月4日(土) - 8月26日(日)
open 11:00-19:00
会期中休業日 7・8・14・15・21・22日
参加作家 安齋新・厚子、生形由香、SOK(鈴木絵里加)、只木芳明、長谷川奈津、林拓児、船串篤司、升たか

みちくさ
その言葉には何か惹かれるものがある。
いつもの道をちょっとだけ立ち止まる、ちょっとだけ外れてみる。
なんだか気がつけば陽が暮れていて、
つまらない事に随分と時間をついやしてしまったと慌てて帰途につくが、
そんな時にこそ出逢える大切なモノやコトがある。
民具なのか、はたまた手づくりの玩具なのか、無意識に手の中の記憶を辿るように作り出すモノたち。
工芸やアートピースとは違い、モノを作る愉しみの原初を辿る時間。
普段「器作り」をしている8名の作家たちが、ほんの少しだけ「道草」をしてみる企画展です。
道草作品と普段の器をあわせて展示販売致します。

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