道草展 2018.8.4 satー8.26 sun 只木芳明

2018.07.28

今回の『道草展』参加作家さんで、間違いなく一番の若手、唯一の木工作家の只木芳明さん。
木工作家、と言い切って良いものか悩むほど、最近では扱う素材も「木」だけでなく「紙」「金属」にまで広がって来ている。
自己表現のためには、材も、技法も関係無いのかも知れない。
彼の手から生まれてくるものは、手のあとが色濃く残った思想的作品ばかり。
何だか普段から我武者羅に、真剣に道草をしていそうな只木さんから、どんな道草作品を届けていただけるのか、とても期待大にして待っているのです。

只木芳明
1990 埼玉県生まれ
2010 少しずつ自宅にて木の道具を彫っている
2018 工房を千葉県に移す

みちくさ展
2018年8月4日(土) - 8月26日(日)
open 11:00-19:00
会期中休業日 7・8・14・15・21・22日
参加作家 安齋新・厚子、生形由香、SOK(鈴木絵里加)、只木芳明、長谷川奈津、林拓児、船串篤司、升たか

みちくさ
その言葉には何か惹かれるものがある。
いつもの道をちょっとだけ立ち止まる、ちょっとだけ外れてみる。
なんだか気がつけば陽が暮れていて、
つまらない事に随分と時間をついやしてしまったと慌てて帰途につくが、
そんな時にこそ出逢える大切なモノやコトがある。
民具なのか、はたまた手づくりの玩具なのか、無意識に手の中の記憶を辿るように作り出すモノたち。
工芸やアートピースとは違い、モノを作る愉しみの原初を辿る時間。
普段「器作り」をしている8名の作家たちが、ほんの少しだけ「道草」をしてみる企画展です。
道草作品と普段の器をあわせて展示販売致します。

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