島田篤・厚川文子 ○△□exhibition は明日から

2018.05.25

設営日、納品された箱を開ける瞬間は何度経験してもドキドキとワクワクの詰まったもの。
この器に何をのせようか。。。
このお料理を、このお菓子をのせてあげたら素敵になるだろうな。
と、器と料理の相性を考えるのが楽しい。

ですが。。。今回ばかりは、いつもとはまた違う感覚。
「器としては使い勝手の良いものではないんです。」、と穏やかな口調で話す厚川さん。
使い勝手ばかりを追い求めた形とはまた違う、一癖、二癖ある作品たち。
だけれども、お料理を受け止めてくれる包容力はしっかりあるのです。

島田さんの素敵な作品は、また明日ご紹介させていただきますのでお楽しみに。
『島田篤・厚川文子 ○△□exhibition 』は明日からです。

島田篤・厚川文子 ○△□exhibition
2018.5.26 sat ー 6.10 sun
11:00 ー 19:00
会期中休業日 5月29日、30日、6月5日、6日
作家在廊日  5月26日、6月3日

自由でユーモラス、島田篤さんを知ればしるほど作品たちと彼自身が重なり、その世界に引き込まれてしまいます。
プリミティブなフォルムとテクスチャーが特徴的な厚川文子さんの作品、手の中に納まった感覚は優しささえも感じる。

単純で原初的な形であるからこそ、そこから創造されるモノは際限ない。
お二人が創り出す色々な○、色々な△、色々な□をお届けしていただきます。

島田篤 Atsushi SHIMADA
1974 東京生まれ
1999 早稲田大学第二文学部卒業
2000 岐阜県上矢作にて陶芸をはじめる
2005 イタリア サヴァーナにて制作
2010 岐阜県多治見市に築窯

厚川文子 Fumiko ATSUKAWA
1975 埼玉県さいたま市生まれ
1997 和光大学人文学部芸術学科
2004 多治見市陶磁器意匠研究所を卒業
現在岐阜県多治見市にて制作

ワークショップ「土と手」
そこに土と手があったなら。

島田篤さんと一緒に小さな土器のお皿を焼き、同じ工程でクッキー生地を捏ね、縄文土器の文様をつけて焼くワークショップです。
2018年6月3日(日)
11:00 〜 14:00
参加費 3,500円(税別)
定員  5名(要予約)
    親子での参加も可能です。

錆黒丸皿 / 厚川文子

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