『島田篤・厚川文子 ○△□exhibition 』島田さんのオブジェ

2018.05.27

昨日の会期初日は島田さん、厚川さんのお二人が在廊してくださり、とりとめのない話から、ものづくり、歴史、音楽、遺伝子の話とひろがり、時間が足りなくなるほどに楽しい時間を過ごさせていただきました。
作品の背景には、必ずその作家さんの辿ってきた道、思想がある。

島田さんの頭の中で、ぐるぐると、グルグルと回り、手が動き、動き止まって出来たカタチたち。
無限性を持った自由な素材から、意味を持った彫塑、オブジェへと変えてゆく手。

土味のあるテクスチャーが特徴の島田篤さんの作品たちは、そっと両手で包んで持ち帰りたい作品ばかり。
本棚の片隅に、キャビネットの上、デスクにと、すぐ手の届く場所が似合うはず。

『宝探し』の気分で、ワクワクしながらお出かけいただけますと嬉しいです。

島田篤・厚川文子 ○△□exhibition
2018.5.26 sat ー 6.10 sun
11:00 ー 19:00
会期中休業日 5月29日、30日、6月5日、6日
作家在廊日  5月26日、6月3日

自由でユーモラス、島田篤さんを知ればしるほど作品たちと彼自身が重なり、その世界に引き込まれてしまいます。
プリミティブなフォルムとテクスチャーが特徴的な厚川文子さんの作品、手の中に納まった感覚は優しささえも感じる。

単純で原初的な形であるからこそ、そこから創造されるモノは際限ない。
お二人が創り出す色々な○、色々な△、色々な□をお届けしていただきます。

島田篤 Atsushi SHIMADA
1974 東京生まれ
1999 早稲田大学第二文学部卒業
2000 岐阜県上矢作にて陶芸をはじめる
2005 イタリア サヴァーナにて制作
2010 岐阜県多治見市に築窯

厚川文子 Fumiko ATSUKAWA
1975 埼玉県さいたま市生まれ
1997 和光大学人文学部芸術学科
2004 多治見市陶磁器意匠研究所を卒業
現在岐阜県多治見市にて制作

shimada_01_blog.jpg
shimada_02_blog.jpg
shimada_02_1_blog.jpg