本をめくり街をめぐる 2018年9月1日(土)〜9月24日(月・祝)百年の愚行、続・百年の愚行

2018.09.06

私の手元に廻ってきた「お金」というカタチあるものは、全て私に託された選挙権だと思っている。

母は街角に立つ募金箱を抱えた人を見かける度、まだ少女だった私に硬貨を手渡し募金を促すのが常だった。
私が募金したそのお金は、どんな国の、どんな人達に届くのか。
この経験が世界中で起きている出来事に興味を持つきっかけになったのだと思っている。
縁あって自分の手元に廻ってきた「お金」は、出来るだけ地球に負担のかからぬ物、事、支持したい人、応援したい人、出来事にお金を廻してゆきたい。
私の手元を離れた「お金」が愚かな事に繋がらぬよう。
偉そうに言ってはみても、コンビニやネットで買い物する事も、ジャンクフードを食べてしまう事だってあるのだけれど、出来るだけ顔の見えるお店で買い物をする、出来るだけ自然につくられた食べ物、商品を選ぶ。
小さな個人が出来る最大限の意思表示として、続けていきたいと思っている事の一つ。

「百年の愚行」のページをめくる度、胸を締め付けられる写真、現実が突きつけられる。
逃れようのない天災もあるかと思う、けれど愚かな人災だけは減らして行く事が出来るはず、と希望を抱いて、
写真の一枚一枚を繰り返し傍観する。
出来るだけ考えすぎないように、出来るだけ記憶に残るように。
「百年の愚行」から10年後に出版された「続・百年の愚行」も並べて販売しておりますので是非。

本をめくり 街をめぐる
@matka @REBEL BOOKS @suiran
2018年9月1日(土) - 9月24日(月・祝)
※会期中休業日、営業時間は各店舗営業カレンダーによる

主催 本をめくり街をめぐる実行委員会
共催 matka http://matka122.com
   REBEL BOOKS http://rebelbooks.jp
   suiran http://suiranbook.exblog.jp

都心から自動車、新幹線で共に1時間。群馬県内最大の商都でありながら、自然が近く、歴史と文化が調和した高崎市。
市街地から相次いで大型スーパーや百貨店が撤退するも、個性的な小さな商店が通りを賑わせている。
もう一度高崎の魅力を見つけに行こう。
"本と街(建築物)、人"をキーワードとした matka、REBEL BOOKS、suiran の共同企画。
ゆっくりと街を回遊し、高崎の歴史を紐解き、文化に触れる秋になりますように。

『百年の愚行』展
2018年9月1日(土) - 9月24日(月・祝)
※会期中休業日、営業時間は各店舗営業カレンダーによる

2002年に出版された写真集『百年の愚行』は、写真の一枚一枚が、私達人間が地球環境と自分自身に対して及ぼした数々の愚行の「象徴」であり、「現実」でもあります。
激動の100年間に私達人間がいかに愚かな過ちをしてきたのかをみつめ、未来に向けて何をすべきかを考える切欠となる1冊です。
今回の展覧会では、写真集『百年の愚行』からオリジナル版の展示、関連書籍の展示販売をいたします。私達の住むホシ、地球のことを考えていただく機会になりますように。

主催:matka
共催:Think the Earth http://www.thinktheearth.net/jp/

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