Casa BRUTUS 茶の湯特集 と「Tanikawa House」

2019.10.10

10月も中旬に差し掛かり、明日は十三夜を迎え秋も深まってゆく頃、「山からの贈り物」を意味するお菓子「山づと」をお供に、来週末の北軽井沢での茶会に思いを寄せる。
素朴なお菓子が秋の空、空気には似合うことを再確認の時間。
来週19日の茶会では、微笑庵店主 宮澤さんがその場で蕨餅を練り、丸め、ほんのり温かく、とろけるような出来立て蕨餅をお楽しみいただける予定でおります。

そんなタイミングで、昨日発売になったCasa BRUTUSは「茶の湯」特集。
題して、『そろそろ知っておきたい茶の湯への道。』
matkaでもお世話になっている作家さん達が沢山紹介され、嬉しくページを捲らせていただきました。
ページをめくった先に、北軽井沢の茶会会場となります篠原一男建築「Tanikawa House」の情報もチラリ。
建築家長谷川豪さんが、篠原作品「Tanikawa House」への思いをインタビュー形式で語ってくださっておりますので、ご一読いただけますと幸いです。(Casa BRUTUS P177 a wall newspaper)

茶会情報のリンクが確認できなくて。。。という問い合わせを多くいただいておりますので、テキスト全文を下記に貼らせていただきます。
長くなりますがお付き合いください。
因みに、現時点で午後のお席は満席となっております。
午前のお席に若干の空席を残すのみとなっておりますので、ご検討中の方はお早めにお申し込みいただけますと幸いです。
チケットのご購入には、peatixへの登録が必要となります。

銀鍍金茶碗/中村友美
茶入れ/田中信彦
洋白楕円皿/中村友美
色糸茶筅/谷村丹後
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【10/19(土) 開催】篠原一男建築 Tanikawa House 茶会秋
北軽井沢にある篠原一男建築「Tanikawa House」にて茶会を開催いたします。
屋外の開放的な空間から土間に移って暫し控えていただくことにより、適度な緊張感を味わってから2階の畳敷きの居室で和みのお
菓子、薄茶、そして点心を楽しんでいただきます。窓枠で切り取られた紅葉が部屋を彩り、秋の陽が室内に射す様を感じてください。
建築をしっかり見ていただけるお時間も作っております。

主催:The Chain Museum
プロデュース:matka 吉井美晴
茶 :吉井 美晴
料理 :北崎 裕
菓子 : 微笑庵 店主 宮澤啓

■開催日時
日時:2019年10月19日(土)
第一部 10:00~13:00
第二部 13:00~15:00

■会場名
「Tanikawa House 」

集合場所は「北軽井沢観光協会前」(群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1988)になります
※会場住所は、近隣の住民の方へ配慮するため非公開としております。

■定員
第一部 8名
第二部 8名満席

■料金
お一人様 13,200円(税込)

■タイムスケジュール
第一部 (電車・バスで来場の方)
軽井沢駅9時40分発バス → 北軽井沢10:19着

10:30〜「北軽井沢観光協会前」集合後、送迎
※車でお越しの方は直接北軽井沢観光協会前までお越しください
10:50〜 会場受付
11:00~ お菓子・薄茶 お点前 matka 吉井美晴 菓子 微笑庵 店主 宮澤啓
12:00~ 点心(松花堂弁当) 料理 里山十帖フードディレクター北崎裕
12:50~ 終了、送迎
13:24発 北軽井沢発バスで軽井沢方面へ


第二部 (電車・バスで来場の方)
軽井沢11時45分 → 北軽井沢12時24分

12:30〜「北軽井沢観光協会前」集合後、送迎
※車でお越しの方は直接北軽井沢観光協会前までお越しください
12:50 〜 会場受付
13:00~ 点心(松花堂弁当) 料理 里山十帖フードディレクター北崎裕
14:00~ お菓子・薄茶 お点前 matka 吉井美晴 菓子 微笑庵 店主 宮澤啓
15:30〜 終了、送迎
15:54〜 北軽井沢発 軽井沢方面へ

※お時間は目安で予定より時間が前後する場合がございますので予めご了承ください

【茶人プロフィール】
吉井 美晴(ヨシイミハル)/matka主宰
http://www.matka122.com

アロマセラピストであり料理家。2012年より茶の湯の道に入る。
茶道を学ぶ中で、日本古来の美しさに惹かれ、現代の作家物だけでなく、古き良きものへの興味も広がり蒐集を重ねる。
2013年、建築家の夫と共に、作家ものの器を扱う「matka」を立ち上げる。料理家としての視点から、器のある暮らしの豊かさ、料理と器の取合わせの提案を得意とする。

[吉井 美晴さんからのコメント]
篠原一男建築「Tanikawa House」の内にある、詩的な部分を感じていただく為のもてなしの茶会です。お茶にまつわる心地良い空間、時間を楽しんでいただけますよう、流派、作法関係なく、普段着でカジュアルにご参加ください。


※写真はイメージとなります。実際の内容とは異なります。

【料理人プロフィール】
北崎 裕(キタザキユタカ)
自遊人ホテルズ フードディレクター

「京懐石 吉泉」での修行後、金沢でくずし割烹料理店料理長を経て独立。
2014年に初代料理長として新潟南魚沼「里山十帖」立ち上げに参加。
2018年より現職、自遊人が手掛けるホテルグループの食部門の統括にあたっている。

[北崎 裕さんからのコメント]
秋の食材を使った玄米菜食をベースにした点心をご用意いたします。
茶会というセッティングを通して、建築家篠原一男が感じたように、谷川俊太郎さんの思い、眼差し、思索の時間を追体験する素晴らしい時間になりますように、心を込めて参ります。

「篠原一男建築:Tanikawa House」とは、1974年、谷川俊太郎氏が一編の詩を建築家篠原一男氏に託して建てられた北軽井沢の別宅です。 篠原氏は「白の家」(1966年)や「ハウスインヨコハマ」(1984年)で知られる、日本戦後モダニズムの雄であり、代表作の一つであるこの住宅は特に日本やスイスの建築業界では垂涎の名建築として認識されていました。しかし、個人の別宅であることからその情報は極めて限定的なものであり、近年まで別のオーナーが所有していた事情も相まって、竣工から今日までの45年間、実物を目にすることができたのは一部の関係者のみでした。

この住宅の最大の特徴は、南北に9mの幅、1.2mの落差を持つ傾斜した土間の空間です。まるで住宅の中に地面が入り込み、そのまま反対側へと通り抜けたようなこの空間は、穏やかに起伏した敷地の斜面をそのまま住宅に取り入れるという篠原氏の考えのもと設計されました。

■注意事項
※お手洗いは会場に完備しています。
※料金には、お料理と茶の料金が含まれております。
※別荘地の為、位置情報を特定させる行為は禁止しております。
※写真撮影は可ですが、SNS等で写真を投稿するのはお控えください。
※近くに自動販売機等はございません。
※会場内は禁煙となっております。
※虫が出やすい場所ですので、ご注意ください。
※当日メディアが入る可能性がありご来場されるお客様が映り込む可能性がございます。
※キャンセルは1週間前までとなります。5日前まで50%。3日前まで80%。前日、当日は100%。

■イベントに関するお問い合わせ
The Chain Museum 事務局
メールアドレス:info@t-c-m.art

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