ぬりもの 赤木明登個展 2019.2.16sat ー 3.3sun

2019.02.04

matkaでの3度目となる赤木明登さんの「ぬりもの 展」。
2度、3度と回を重ねても緊張するのは、赤木さんの手から生み出される作品に、只ならぬ緊張感があるからなのではと思ったりしている。
器のライン1本、1本に漂う張り詰めた空気。
緊張感に相反する色気も同時に匂い、何度眺めても、触れても、ドキドキしてしまう美しさ。
今回も沢山の作品が届く予定でおりますので、漆を愛でにお出かけいただけますと幸いです。

毎回恒例となりました赤木さんを囲んでのお食事(お酒)の会は、
料理を中心に、工藝、科学、農学、文学、哲学。。。と様々なお話に飛んで行ってくれる事を願い、『Italian gastronomy』と題しました。
流しの料理人岸本恵理子さんに出張いただき、ヴィナイオータ の太田社長も駆けつけてくださる事となりました。
2年に一度の贅沢な会、定員少ない会ですので、お申し込みはお早めにお願いいたします。


ぬりもの 赤木明登個展
2019.2.16 sat ー 3.3 sun
OPEN 11:00 - 19:00
会期中休業 火・水曜日
作家在廊日 2.16 sat

工藝も科学もともに、自然という素材と向き合う仕事だけれど、
この世界には科学には答えることのできない問いがあるのではないかと思う。
そういうとんでもない問いに答えようとするのが、ぼくにとっては工藝なんだ。
日々ヘンなことばかり考えているので、いつの間にやら奇人変人の境地である。
ー赤木明登


「Italian gastronomy」
漆の器、自然派ワイン、生命力溢れる美味しいものに溢れるお食事会。
赤木明登さんを囲み、漆の話から美味しいものの話へと。。。賑やかな夜となりますように。

2月16日(土)19:30〜21:30
定 員  15名(要予約・先着順)
参加費  13,000円+tax
申込先  info@matka122.com

料理 岸本恵理子/出張料理人
「流し」で料理に関わる仕事全般を手掛ける
約3年間イタリアで各地方の料理を学び、イタリア伝統料理を軸に出張料理人を始める。
個人宅、イベント、映像の中の料理まで幅広く活躍中。

ワイン 太田久人/ヴィナイオータ
自然派ワインという言葉が無いに等しかった20年前から、ナチュラルなワインを日本に紹介してきた自然派ワインの先駆者。

漆器 赤木明登
1962年岡山県生れ
中央大学文学部哲学科卒業。編集者を経て、1988年に輪島へ。
輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修業、
1994年独立
以後、輪島でうつわを作り、各地で個展を開く。著書に『美しいもの』『美しいこと』『名前のない道』、共著に『毎日つかう漆のうつわ』(いずれも新潮社)など。近著に『二十一世紀民藝』(美術出版社)

パン皿(日の丸)下から 1尺9寸、1尺5寸、1尺1寸、7寸 / 赤木明登
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