鉄の道具・器たち 中村智美 展 2019.1.26 sat ー 2.11 sun

2019.01.19

毎年の事なのですが、1年のスタートはお正月モードが抜け切らず、溜まった仕事量に頭の中のスピードが追いついてゆけなくて、カレンダーだけが無情に過ぎてゆきます。
気がつけば来週末からは「鉄の道具・器たち 中村智美 展」がスタートするという1月中旬。
ついつい、現実逃避の甘いものへと逃げてしまうのです。
今日は中村智美さんのステンレス皿に大人のお菓子をのせて。

シブースト。
実は苦手中の苦手なお菓子だった子ども時代。
見た目の地味さと、ぼんやりとした味の重なりが苦手な要因。
大人になってみたら、その渋い色味とフォルム、キャラメルの苦さをカスタードがささえ、林檎の控え目な酸味がハーモニーとなって、とても品の良いお菓子である事に気付かされた。
19世紀フランスのレシピを、日本人が復刻したケーキ、「シブースト」。
その物語も含め、一見で判断してしまったことを申し訳なく反省したお茶の時間でした。

中村智美さんの鉄の道具も、手にしてその重さや使い心地を実体験してほしいものばかりです。
matkaの常設営業は21日まで、22日〜25日は展示がけ休業とさせていただきますのでご了承くださいませ。

鉄の道具・器たち 中村智美展
2019.1.26 sat ー 2.11 mon
OPEN 11:00 - 19:00
会期中 火・水曜日休み
作家在廊日 1.26 sat,

群馬県で三代続く鉄工所の三代目である中村智美さんの手から生まれる鉄、ステンレスの器や台所道具。一点一点手打ちで作られる鉄のフライパンをはじめ、小さな作品まで、切り出しから成形、焼き付け、仕上げまで全ての作業を一人でこなしています。
鉄の力強い表情だけでない、女性らしいラインとフォルムの使いやすい道具達。
今回は、器、道具だけでなく、立体作品にも挑んでくれた展覧会です。


WS「フランス人が好きな3種の軽い煮込み。」を食べてみよう
「鉄の道具・器たち 中村智美 展」に合わせ、上田淳子さんの著作『フランス人が好きな3種の軽い煮込み。』をテキストにしたワークショップ。鉄の料理道具との付き合い方、料理本を読み解き使うコツをデモンストレーション形式でレッスンいたします。

2月2日(土)19:00〜21:00
定 員  8名(予約制・先着順)
参加費  5000円+tax(テキストとして書籍「フランス人が好きな3種の・・・」1500円含む)
テキスト 「フランス人が好きな3種の軽い煮込み」上田淳子著 誠文堂新光社
共 催  REBEL BOOKS 高崎市椿町 http://rebelbooks.jp
申込先  info@matka122.com
講 師  matka 吉井美晴
メニュー 手羽元とプチオニオンの白ワイン煮
     サバのオニオンマスタードビネガー煮
     グーラッシュ

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