道草展 2018.8.4 satー8.26 sun

2018.07.09

数年前の升たかさんとのふとした会話の中での、「作家も道草したほうが良いよね。」という言葉から話は盛り上がり、「いつか、そんな道草な作品ばかりを集めた展覧会を開催しましょう。」と会話を結んだ。
いつか、いつか、と思いながら、お世話になっている作家さんとの会話の度にそんな話を出すと、皆さん口を揃えて「面白そうですね。」と子供心を出してくださる。
道草を楽しみながら、モノづくり、器づくりの道へ入るに至ったまでのストーリーが、何か探れそうな気がしています。

ふと数えたら、matka5周年の記念のタイミングに重なり思い入れも大きな企画展となりました。
それぞれの作家さんのご紹介はまた後ほど。。。


みちくさ展
2018年8月4日(土) - 8月26日(日)
open 11:00-19:00
会期中休業日 7・8・14・15・21・22日
参加作家 安齋新・厚子、生形由香、SOK(鈴木絵里加)、只木芳明、長谷川奈津、林拓児、船串篤司、升たか

みちくさ
その言葉には何か惹かれるものがある。
いつもの道をちょっとだけ立ち止まる、ちょっとだけ外れてみる。
なんだか気がつけば陽が暮れていて、
つまらない事に随分と時間をついやしてしまったと慌てて帰途につくが、
そんな時にこそ出逢える大切なモノやコトがある。
民具なのか、はたまた手づくりの玩具なのか、無意識に手の中の記憶を辿るように作り出すモノたち。
工芸やアートピースとは違い、モノを作る愉しみの原初を辿る時間。
普段「器作り」をしている8名の作家たちが、ほんの少しだけ「道草」をしてみる企画展です。
道草作品と普段の器をあわせて展示販売致します。

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