5年前のmatka開店当初からお付き合いさせて頂いている作家のお一人、船串篤司さん。
端麗なる釉薬とフォルム。
船串さんの「普通の暮らしの中にある美しさ。」を求める姿勢、自分との対話の中から生まれ来る器はどんな料理も引き立ててくれる。
使い手の手の中で育ち、存在感を増してゆく船串さんの作品たち。
のんびりと、気取らぬ人柄の彼とは、まだまだこの先もお付き合いが長くなりそうで期待をしております。
是非是非、そんな船串さんから届く道草作品も楽しみにお出かけください。

船串　篤司
1979 茨城県水戸市生まれ
2003 酒井芳樹氏に師事
2008 茨城県窯業指導所 釉薬Ⅰ科修了
2009 笠間市にて独立

みちくさ展
2018年8月4日（土） － 8月26日（日）
open 11:00－19:00
会期中休業日　7・8・14・15・21・22日
参加作家　安齋新・厚子、生形由香、SOK(鈴木絵里加)、只木芳明、長谷川奈津、林拓児、船串篤司、升たか

みちくさ
その言葉には何か惹かれるものがある。
いつもの道をちょっとだけ立ち止まる、ちょっとだけ外れてみる。
なんだか気がつけば陽が暮れていて、
つまらない事に随分と時間をついやしてしまったと慌てて帰途につくが、
そんな時にこそ出逢える大切なモノやコトがある。
民具なのか、はたまた手づくりの玩具なのか、無意識に手の中の記憶を辿るように作り出すモノたち。
工芸やアートピースとは違い、モノを作る愉しみの原初を辿る時間。
普段「器作り」をしている８組の作家たちが、ほんの少しだけ「道草」をしてみる企画展です。
道草作品と普段の器をあわせて展示販売致します。