道草展 2018.8.4 satー8.26 sun 林拓児

2018.07.30

"せともの"のルーツである愛知県瀬戸市で製陶所の4代目として生まれ、物心つく前から陶芸、器があったであろう林拓児さん。
一度は陶芸から離れた場所へ身を置きながらも、モノづくりが好きで陶芸の世界へと入られている。
常にご自身の事を控えめに話す林さんに、「道草」のお話を持ちかけたとき、とても嬉しそうにやる気を見せてくれたのが嬉しかったのです。
定番の器をたくさん作られている林さんが、「モノづくり」「陶芸」の道へと進んだルーツを垣間見れるのではと期待している。
さてさて、どんな「道草作品」が届くのでしょうか。

林拓児
1977 愛知県瀬戸市の製陶所の4代目として生まれる
2002 倉敷芸術科学大学 機能物質化学科 卒業
2004 瀬戸窯業技術センターにて釉調合の基礎を学ぶ
2006 愛知県立窯業高等技術専門校 修了
   窯元で4年間賃挽きの傍ら制作をはじめる
2010 瀬戸・上品野に築窯
2016 岡山県に築窯・移住

みちくさ展
2018年8月4日(土) - 8月26日(日)
open 11:00-19:00
会期中休業日 7・8・14・15・21・22日
参加作家 安齋新・厚子、生形由香、SOK(鈴木絵里加)、只木芳明、長谷川奈津、林拓児、船串篤司、升たか

みちくさ
その言葉には何か惹かれるものがある。
いつもの道をちょっとだけ立ち止まる、ちょっとだけ外れてみる。
なんだか気がつけば陽が暮れていて、
つまらない事に随分と時間をついやしてしまったと慌てて帰途につくが、
そんな時にこそ出逢える大切なモノやコトがある。
民具なのか、はたまた手づくりの玩具なのか、無意識に手の中の記憶を辿るように作り出すモノたち。
工芸やアートピースとは違い、モノを作る愉しみの原初を辿る時間。
普段「器作り」をしている8名の作家たちが、ほんの少しだけ「道草」をしてみる企画展です。
道草作品と普段の器をあわせて展示販売致します。

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