好評いただいております道草展も今週末26日（日）までとなりました。
今回初めてmatkaに届いた長谷川奈津さんの器たち。
普段の暮らしに使いやすいカタチ、大きさのものが多く、そこには器を通して長谷川奈津さんの丁寧な暮らしぶりが伺えるのです。
私達も身を正さねば、とお客様の切れ間のひと時に長谷川奈津さんの片口でお茶を点て、湯呑みで気軽な一服を。
場を整える余裕はないけれど、この器と時間が気持ちの切り替えをしてくれるのです。

次回の企画展『百年の愚行』展会期中には、お客様にもこんなお茶の時間を楽しんでいただけたらと企んでおります。
詳しいことが決まり次第、ホームページ、SNSなどでお知らせいただきます。

みちくさ展
2018年8月4日（土） － 8月26日（日）
open 11:00－19:00
会期中休業日　7・8・14・15・21・22日
参加作家　安齋新・厚子、生形由香、SOK(鈴木絵里加)、只木芳明、長谷川奈津、林拓児、船串篤司、升たか

みちくさ
その言葉には何か惹かれるものがある。
いつもの道をちょっとだけ立ち止まる、ちょっとだけ外れてみる。
なんだか気がつけば陽が暮れていて、
つまらない事に随分と時間をついやしてしまったと慌てて帰途につくが、
そんな時にこそ出逢える大切なモノやコトがある。
民具なのか、はたまた手づくりの玩具なのか、無意識に手の中の記憶を辿るように作り出すモノたち。
工芸やアートピースとは違い、モノを作る愉しみの原初を辿る時間。
普段「器作り」をしている８組の作家たちが、ほんの少しだけ「道草」をしてみる企画展です。
道草作品と普段の器をあわせて展示販売致します。

鉄釉片口／長谷川奈津
林檎灰釉湯呑み／長谷川奈津