道草展 2018.8.4 satー8.26 sun 長谷川奈津

2018.07.27

40度を超える異常な猛暑続きでしたが、近づいている台風のおかげか爽やかな風の吹く日が続き、ホッと一息です。
例年よりも早く梅雨が明けてしまったので、もう秋がそこまで来ていそうな感覚ですが、まだまだこれからが夏本番なのでしょう。
大きな災害、猛暑もなく、穏やかに夏が過ぎてくれることを願ってやみません。

大きな台風が過ぎたら、matkaは久しぶりの企画展の準備に入ります。
楽しみにしていた『道草展』。
参加してくださる作家さんを、順不同でご紹介してゆきます。

matkaでお付き合いさせて頂いている作家さんの殆どが、有名、無名関係なく、作品を拝見してその佇まいに惹かれ、後にご縁を頂いて常設、展示をお願いしている方ばかり。
長谷川奈津さんも例に漏れず、一目惚れしてしまった作家さんのお一人です。
何度、何処で拝見しても、ブレの無い長谷川奈津さんらしさと言うのでしょうか、繊細さと大らかさが心地よいバランスで器に表現されている。
釉薬の柔らかさ、ラインの美しさ。
時折引っ張り出しては、眺めていたくなる衝動に駆られます。

会期中は、普段の美しい作品と、道草作品が並びます。
楽しみにお出かけいただけますと嬉しいです。

長谷川奈津
1967 東京生まれ
1994 東京芸術大学 大学院陶芸専攻終了
1995 青木亮氏のもと塊工房で学ぶ
1997 神奈川県津久井郡(現 相模原市)に築窯
1998 青山 桃林堂にて初個展
    以降、個展を中心に発表

みちくさ展
2018年8月4日(土) - 8月26日(日)
open 11:00-19:00
会期中休業日 7・8・14・15・21・22日
参加作家 安齋新・厚子、生形由香、SOK(鈴木絵里加)、只木芳明、長谷川奈津、林拓児、船串篤司、升たか

みちくさ
その言葉には何か惹かれるものがある。
いつもの道をちょっとだけ立ち止まる、ちょっとだけ外れてみる。
なんだか気がつけば陽が暮れていて、
つまらない事に随分と時間をついやしてしまったと慌てて帰途につくが、
そんな時にこそ出逢える大切なモノやコトがある。
民具なのか、はたまた手づくりの玩具なのか、無意識に手の中の記憶を辿るように作り出すモノたち。
工芸やアートピースとは違い、モノを作る愉しみの原初を辿る時間。
普段「器作り」をしている8名の作家たちが、ほんの少しだけ「道草」をしてみる企画展です。
道草作品と普段の器をあわせて展示販売致します。

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