本をめくり街をめぐる 2018年9月1日(土)〜9月24日(月・祝)明日最終日です

2018.09.23

『百年の愚行展』は明日が最終日となります。
日替わりの和菓子はお彼岸なのでおはぎ2色、日替わり焼き菓子はプラムのガトーです。

『百年の愚行』唯一の日本人寄稿者であり、小説家・詩人の池澤夏樹さん。
『続・百年の愚行』が出版された折の展覧会、トークショーにて池澤さんと、『百年の愚行』シリーズ編著者の小崎哲哉による対談を聞きに伺いました。
色々なお話の中から特に、ジャナーリズムのあり方と変化するメディアのお話には頷くことが多々。
メディアに操作される事の危険性、一瞬一瞬の感情を吐き出すツールと化しているSNSの良い面悪い面。
人文系学部が縮小されていく時代、理工系の頭の人達だけで世界を作ってゆく危険性も併せ持っているはずと。
思考する能力が低下してゆく事を危惧されていた池澤さんのお話はとても興味深く、芯がすっと通っていたものでした。

百年の愚行展関連書籍コーナーには、そんな池澤夏樹さんの書籍が数冊。
理解しにくいと言われる宮沢賢治の詩や、古事記などを、丁寧に現代語に読み解いた書籍が主となっています。
日本人として読んでおきたいものばかりですので、こちらも合わせて是非に。

本をめくり 街をめぐる
@matka @REBEL BOOKS @suiran
2018年9月1日(土) - 9月24日(月・祝)
※会期中休業日、営業時間は各店舗営業カレンダーによる

主催 本をめくり街をめぐる実行委員会
共催 matka http://matka122.com
   REBEL BOOKS http://rebelbooks.jp
   suiran http://suiranbook.exblog.jp

都心から自動車、新幹線で共に1時間。群馬県内最大の商都でありながら、自然が近く、歴史と文化が調和した高崎市。
市街地から相次いで大型スーパーや百貨店が撤退するも、個性的な小さな商店が通りを賑わせている。
もう一度高崎の魅力を見つけに行こう。
"本と街(建築物)、人"をキーワードとした matka、REBEL BOOKS、suiran の共同企画。
ゆっくりと街を回遊し、高崎の歴史を紐解き、文化に触れる秋になりますように。

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