夏の企画展に向けて

2017.07.09

私たち二人、それぞれの仕事のベースをもとに、ショールーム的な目的で一器屋としてスタートしたmatka。

店内の配置も変わり、常設のみだった営業スタイルから、個展、企画展の定期的な開催へ、器以外の展示も増えたり、と自分達でも思いもしていなかった方向へと転がってきています。
良い意味で。
全ては開店するときに念頭にあった事への思いが、年数を重ねるごとに増していっているから。

秋に4周年を迎える前に、私たちの思いを纏めた企画展を開催いたします。
まだまだ準備の途中であり、まだまだ勉強が足りない私たちですが、"matka"のスタイル、思想を大きくお伝えする機会になるかと思いますので、公式な告知をお楽しみにお待ちいただけますと嬉しいです。

ブルーノタウト、アントニンレーモンドと高崎、工芸、建築、それらを繋いだ井上房一郎の功績、思い。
衰退しまったかのようにも見える群馬、高崎の工芸。

作家さんの工房へお邪魔した際に訪れた街々で、各先輩方のお話や見聞きした事で、高崎の現状を顧みては悔しく思うことばかりだった今まで。
魅力ある建物が解体される事が目立ってきた高崎が、少しでも変わるきっかけになってくれますように。

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