赤木智子の生活道具店 「イバタカツエの湯呑み」「歩らりの古い子どもの椅子とガラス瓶」

2017.05.06

参加者紹介3日目は、

「イバタカツエの湯呑み」
今展覧会のDM写真に使わせていただいた、イバタカツエさんの湯呑み。写真撮影用に、と智子さんにお願いすると、実際にご自宅で使われている湯呑みを送ってくださいました。大きなドットと、赤土のプリミティブな雰囲気が特徴のこの湯呑み。書籍「赤木智子の生活道具店」には、思わず笑みがこぼれてしまうこの湯呑みのエピソードが書かれています。リズミカルに描かれたドットに混じり、魚や鳥達がちらほらと、大胆な絵付けなのに、何だか心がほっこりと暖かくなるものばかりです。

「歩らりの古い子どもの椅子とガラス瓶」
matkaからとっても遠い石川県七尾市から、長い長いドライブでたくさんの古い子どもの椅子とガラス瓶を直接届けてくださった歩らりさん。車から降ろされた途端、一目で気に入ってしまったのですが、私の大きなお尻より、こんなカワイイ子に座ってもらった方が嬉しそう、なのは気のせいではないはずです。

赤木智子の生活道具店
2017年5月13日(土)ー6月4日(日)
open 11:00〜19:00
赤木智子さん在廊日 13日、14日
会期中休業日 火・水曜日

赤木智子 エッセイスト
1962年東京都生まれ。
東京学芸大学卒業後、現代陶芸を扱うギャラリーに勤務。1987年に赤木明登氏と結婚。1988年に輪島へ。2005年より、自身がふだん使う食器や衣類などを展示販売する「赤木智子の生活道具店」を各地のギャラリーで開催。
著書に『ぬりものとゴハン』(講談社)、『赤木智子の生活道具店』(新潮社)、『うつわを巡る旅』(講談社)。

参加作家
・及源の南部鉄フライパン
・白木屋伝兵衛のたわし・ちりとり
・上泉秀人の大きなしのぎ湯呑み
・小野哲平の小皿
・大村剛の小さな片口
・晴耕社ガラス工房のコップ
・野田琺瑯の洗い桶
・ギャラリーONOのガベ
・イバタカツエの湯呑み
・新宮州三のくりもの
・岩谷雪子の箒
・広川絵麻の湯呑みと蓋物
・壺田亜矢のそば猪口と片口
・高澤ろうそく店の和ろうそく
・佃眞吾の我谷盆
・辻和美の大きな片口とグラス
・安藤明子のガーゼのものとサロン
・早川ユミのスカート
・mon sakataのTシャツとパンツ
・ヤオイタカスミのワンピースと子供服
・アンティパストの靴下
・秋野ちひろの金属のかけら
・松林誠の版画
・CLASKA + 彦坂木版工房のパン
・赤木明登のぬりもの
・歩らりの古い子どもの椅子とガラス瓶
・古畑峰花の能登の手作り石鹸
・大谷哲也の入れ子土鍋

『うつわを巡る旅』
ほしいものはどこにある?(講談社)
赤木明登/著
赤木智子/著
いま、使いたいもの、心が動くものはどこにある?
塗師という作り手でありながら、熟練の使い手でもある赤木明登氏、ギャラリストであり、洗練された選び手でもある赤木智子氏が、いま、行く価値のあるギャラリーについて考えました。日本全国を巡って、ふたりが気に入ったところ、新しい発見があるところ、おもしろいものが見つかるところ。。。を自ら紹介します。そこからはまた、街とモノとの関係、新しい展開についても見えてきました。

長湯呑み/イバタカツエ
古い子どものベンチ/歩らり

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