赤木智子の生活道具店 「mon Sakata のTシャツとパンツ」「秋野ちひろの金属のかけら」「ギャラリーONO のガベ」

2017.05.07

参加者紹介4日目は、

「mon Sakata のTシャツとパンツ」
さりげなく遊び心のあるデザインと、肌に触れた時の心地よさが極上の坂田敏子さんのお洋服。顔のシワや白髪がどうにも誤魔化せなくなってきた私に、頭でなく、肌の感覚が「この服好き。」と言っている。こんなお洋服を着て、しわくちゃなおばあちゃんへと年を重ねてゆけたら素敵だな、と思ったのです。たくさんのTシャツに混ざって、パンツ、コート、サマーニットなども少量ですが届いておりますのでお楽しみに。

「秋野ちひろの金属のかけら」
真鍮を使ってオブジェやアクセサリーを制作している秋野ちひろさん。アクセサリーにもなるオブジェ、と言ったほうが相応わしいような、"金属のかけら"である作品たち。何度か都内のギャラリーで秋野さんの作品を拝見させていただい時、そのモノの持つ世界観に惹かれ、いつかmatkaでも、と思い描いていた作家さんでした。今回、智子さんのお陰で念願叶ってmatkaに届けられた作品(かけら)の数々。お手にとっていただけますと嬉しいです。

「ギャラリーONO のガベ」
絨毯と呼ばれるものは各国にあって、それぞれ其の国らしさを表しているもの。イランの遊牧民が羊の毛を刈り、手で紡ぎ、大地の恵み草木で染め、一点一点丁寧に織られたガベは、遊牧民のおおらかさと、豊かな感性、そして日々の生活への祈りが織り込まれている。岡山県の「ギャラリーONO」の小野さんは、日本にはじめてガベを紹介した方。13日には、遠い岡山から飛行機電車を乗り継いで、matkaまでガベのご紹介にきてくだる予定です。OLDガベと呼ばれる、1950年代に織られたガベも数枚届いておりますので、小野さんからのお話が聞ける機会にぜひ足をお運びください。

赤木智子の生活道具店
2017年5月13日(土)ー6月4日(日)
open 11:00〜19:00
赤木智子さん在廊日 13日、14日
会期中休業日 火・水曜日

赤木智子 エッセイスト
1962年東京都生まれ。
東京学芸大学卒業後、現代陶芸を扱うギャラリーに勤務。1987年に赤木明登氏と結婚。1988年に輪島へ。2005年より、自身がふだん使う食器や衣類などを展示販売する「赤木智子の生活道具店」を各地のギャラリーで開催。
著書に『ぬりものとゴハン』(講談社)、『赤木智子の生活道具店』(新潮社)、『うつわを巡る旅』(講談社)。

参加作家
・及源の南部鉄フライパン
・白木屋伝兵衛のたわし・ちりとり
・上泉秀人の大きなしのぎ湯呑み
・小野哲平の小皿
・大村剛の小さな片口
・晴耕社ガラス工房のコップ
・野田琺瑯の洗い桶
・ギャラリーONOのガベ
・イバタカツエの湯呑み
・新宮州三のくりもの
・岩谷雪子の箒
・広川絵麻の湯呑みと蓋物
・壺田亜矢のそば猪口と片口
・高澤ろうそく店の和ろうそく
・佃眞吾の我谷盆
・辻和美の大きな片口とグラス
・安藤明子のガーゼのものとサロン
・早川ユミのスカート
・mon SakataのTシャツとパンツ
・ヤオイタカスミのワンピースと子供服
・アンティパストの靴下
・秋野ちひろの金属のかけら
・松林誠の版画
・CLASKA + 彦坂木版工房のパン
・赤木明登のぬりもの
・歩らりの古い子どもの椅子とガラス瓶
・古畑峰花の能登の手作り石鹸
・大谷哲也の入れ子土鍋

『うつわを巡る旅』
ほしいものはどこにある?(講談社)
赤木明登/著
赤木智子/著
いま、使いたいもの、心が動くものはどこにある?
塗師という作り手でありながら、熟練の使い手でもある赤木明登氏、ギャラリストであり、洗練された選び手でもある赤木智子氏が、いま、行く価値のあるギャラリーについて考えました。日本全国を巡って、ふたりが気に入ったところ、新しい発見があるところ、おもしろいものが見つかるところ。。。を自ら紹介します。そこからはまた、街とモノとの関係、新しい展開についても見えてきました。

Tシャツ ロンスリ/mon Sakata
ぐるりポケットパンツ/mon Sakata
エリスコート/mon Sakata
ネックレス/秋野ちひろ
ブレスレット/秋野ちひろ
ブローチ/秋野ちひろ
ガベ おざぶ/ギャラリーONO
OLDガベ/ギャラリーONO

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