お茶のある景色 2017年6月17日(土)ー 7月2日(日) お茶の時間

2017.06.22

昨日の大雨から一転して蒸し暑くどんよりな空模様。
どうしても冷たいものに手が伸びてしまいます。

お客様によく聞かれる、「これは何に使う器。」の問いに、いつも「ご自由に。」と答えてしまう私たち。
できるだけ用途を限定せずに、楽しんで使っていただきたいなと常々思っております。
特に蕎麦猪口は私たちの大好きな使い勝手の良い器の一つ。

浜野まゆみさんの紫陽花紋蕎麦猪口。
よくある蕎麦猪口の切り立ったシルエットではなく、膨よかな柔らかいラインが女性らしい。
季節花の紫陽花の意匠が涼しさを呼んでくれ、贅沢にも梅雨のこの時期のためだけに揃えておきたいなと思ってしまいます。

中々遠方の作家さんには直接お会いして話せる機会が少ないのですが、明日は浜野まゆみさんが有田から群馬へと、在廊してくださり、久しぶりにお会いできるのが楽しみな一日。
絵付けの話、有田での暮らしの話などお聞きできるかなと思っております。

お茶のある景色
2017年6月17日(土)ー7月2日(日)
open 11:00 〜 19:00
会期中休業日 火・水曜日
只木芳明さん在廊日  17日
浜野まゆみさん在廊日 23日
中村友美さん在廊日  17日

且座喫茶
ふと立ち止まり、静かに座って一服のお茶を喫する心の余裕。
向かい合う人と人との間、そこにお茶があることで流れる緩やかな時間。
お茶の背景に流れる音楽、6月の雨の匂い、客人と交わす言葉もごちそう。
お茶を喫する、愉しむ時間の為の美しい器、道具たちのご紹介です。

蠣崎マコト 硝子
1976年 東京都生まれ
1999年 武蔵野美術大学 短期大学部 工芸デザイン専攻卒業
1999年 香川県丸亀市にて吹きガラス修行
2005年 天霧ガラス工房設立
2015年 蠣崎硝子工房設立

只木芳明 木工
1990年 埼玉県生まれ
2010年 少しずつ自宅にて木の道具を彫っている

浜野まゆみ 陶芸
埼玉県生まれ
1998年 武蔵野美術大学 造形学部 日本画学科卒業
2000年 佐賀県立有田窯業大学校卒業
    伝統工芸士秀島和海氏に師事
2001年 川越にて開窯
2013年 佐賀県にて制作を始める

中村友美 金工
1981年 埼玉県生まれ
2005年 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 インテリアデザイン専攻卒業
    卒業後、愛知県常滑市に3年間住む
2008年 東京へ戻り、金工を始める
2012年 奈良に移住 制作をはじめる

matkaお呈茶カフェ 500円
会期中を通して、お呈茶スタイルのカフェ営業をいたします。
お抹茶に紅茶、珈琲に。。。それぞれのお茶の時間を楽しんでいただけますように。日替わりで小さな口福つきのお飲み物をご用意させていただきます。

紫陽花紋蕎麦猪口/浜野まゆみ
洋白さじ小/中村友美
白磁六角猪口/浜野まゆみ
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ロックガラス/蠣崎マコト
洋白菓子フォーク/中村友美
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白磁茶杯/浜野まゆみ
楕円縁トレー/只木芳明
銅薬缶/中村友美
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