『A Film About Coffee』上映会 @matka 8/13sat

2016.08.12

昨日の『夏の月と余韻』LIVEでスタートした8月の企画「LOUGE COFFEE MUSIC」。
明日は『A Film About Coffee』上映会の開催です。

大坊勝次
「コーヒーをつくる人が百人いれば、百通りのこだわりがあり、飲む人が百人いれば、百通りの好みがあります。」

とある方にご縁を繋いでいただいて、上映会にあわせて大坊さんの珈琲豆を販売させていただくことになりました。
打ち合わせにとお邪魔した大坊さんの珈琲ルームで、映像と寸分かわらぬ姿勢で淹れていただいた珈琲の深い甘味、飲み終わったあとのすっきりとした感覚。
珈琲を淹れている時の所作の美しさと、静寂な空間。
心から美味しい珈琲を淹れたいという、大坊さんの珈琲に対する愛が感じられる時間でした。

ブランドン・ローパー監督が、この映画のストーリー展開が決まらない内から、どうしても大坊さんのドリップする姿を映像に収めたいと交渉してはじまった映画。
どこで使うのか、使わずにお蔵入りになるのかもわからず撮影したシーンは、この映画の中で一番のロングカット。
スペシャリティコーヒーを語る映画でありながら、また別の流れの大坊さんが登場することに、大きな意味を感じずにはいられないのは私だけなのか。

ぜひスクリーンで、珈琲にまつわる方それぞれの愛を感じてください。

A FILM ABOUT COFFEE
コーヒーが好きなすべての人に贈る、"Seed to Cup"(種からカップまで)の物語。わたしたちの暮らしに欠かすことができなくなった"コーヒー"。 何気ない日常のカップの奥底には、はるかなるコーヒー豆たちの冒険が隠されています。
『A Film About Coffee』は、もの言わぬコーヒーたちの声なき声に耳傾けたドキュメンタリー映画。

劇中に登場する「大坊珈琲店」(2013年閉店)は、表参道交差点のほど近くで38年間変わらぬスタイルで営業を続けていた純喫茶。オーナーである大坊さんのコーヒー1杯を淹れる一連の所作は美しく、今はなき名店の佇まいがスクリーンに映し出される。世界のコーヒーカルチャーを牽引するプロフェッショナルたちの熱き仕事ぶりと哲学を追う本作。サードウェーブへの流れの作品でありながら、キーワードとなる大坊勝次さん。
matkaでは、上映会にあわせ、大坊勝次さんが焙煎した珈琲豆の販売を行います。
映像と珈琲の香りをお楽しみいただきたい上映会です。

※ 大坊勝次さんの珈琲豆は数に限りがございます為、映画を鑑賞してくださった方のみご購入いただけます。
 (各回先着10名様、おひとり様100g一袋)

上映会にあわせ、珈琲焙煎・移動販売 AYA COFFEE さんの珈琲をお楽しみいただけます。映画と共に一杯の珈琲を。
AYA COFFEE 移動販売日 8月13日sat、14日sun、21日sun、28日sun

企画:New Boy Coffee & Records / matka
協力:ジョウモウ大学  後援:シネマテークたかさき

AYA COFFEE
matkaからも、珈琲にあわせた甘いものをご用意する予定ですので、ごゆっくりお出かけいただけますと嬉しいです。

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