フライヤー

2015.11.15

お買い物、食事に出かけた店先で、色々なお店のフライヤーを目にします。
美味しそうな写真が目を引くもの、文字組の美しいもの、イラストが可愛らしいものなど、ついつい手にとって持ち帰ってきてしまいまうのは職業柄でしょうか。
matkaでも出来るだけお客様に器の素晴らしさがお伝えできるようにと、写真、デザインを夫が担当、料理を妻が担当し、企画展の度に頑張ってデザインしています。
今回はそんなフライヤーに纏わる嬉しいお話のご紹介です。。。

杉田明彦 漆展にご来店くださったお一人の女性。
店内をゆっくり見ていただきながらお話お聞きすると、ご主人へのプレゼントを探しに来てくださったとのこと。
とある1客のお椀の前で足をお止めになり、「写真の椀はこちらですか。」と聞かれました。
とあるところで手にしたmatkaのフライヤーの写真を、ご主人が大変気に入った様子だったから、と気に留めていてくださって、ご主人に内緒で漆展会期中にご来店してくださったそうです。

以前にも、お客様からダイレクトメールをお部屋に飾ってくださっているというお話をお聞きし、とても嬉しくなった事も。
ダイレクトメールが届くのが楽しみでと言われると、恥ずかしさ半分、嬉しさ半分の私たちです。

ともすれば、ゴミともなりうるフライヤーやショップカード。

たった1枚の写真が、ご夫婦の素敵な思い出の一場面のお手伝いをさせていただけたこと。
奥さまのご主人への想いやりが素敵すぎて、幸せをお裾分けしていただけたようでとても心が温かくなった1日でした。

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