日々

2015.06.07

週2回の定休日の他に、臨時休業を度々いただき心苦しいところではありますが、昨日も臨時休業をいただいて出かけてまいりました。
それぞれのギャラリーさんの企画展には、どこかのタイミングで作家さんご自身が在廊されるのが通常。
大抵それはお客様が多い週末に設定されているもの。
作家さんご本人にお会いするには、在廊日に伺うしかなく、ご挨拶させていただく為に臨時休業。。。という事が多々あります。

今回は、宇都宮のギャラリー絆和さんで開催中の、「升たか 木村きっこ二人展」へ。

かつてはイラストレーターとしても活躍していた升さんならではの巧みな筆使い。
朝鮮半島、中国の山水、インドネシアの更紗、ペルシャの娘、オウムや駱駝、孔雀、鹿、ヨーロッパの宗教画、などなど、それぞれの物語を呼び起こし、彼方の異国へと誘います。
筆のタッチの繊細なようでいて、適度なラフさのお陰で、ただ可愛いだけでない作品に仕上がっている。
そして、所々に垣間見える茶目っ気がアクセントに。
手の中で愛でていたくなる作品多数でした。

宮崎駿監督が幼少期を過ごされたという洋館風な和な建物も素敵で、時代を経た建物やお庭も充分楽しめるギャラリーさんでした。

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