ワインとうるしの器でお食事会 第一夜

2015.02.21

赤木明登うるし展の中の企画、「ワインとうるしの器でお食事会」
準備不足もあり、お客様にはご迷惑をおかけした部分多々ありつつも、賑やかに、沢山の笑顔に助けられ第一夜が終了いたしました。

できるだけ多くの方に漆の温もり、柔らかさ、美しさを知っていただきたい。
実際に手に触れる事、使う事で伝わる事があるのではないか、との思いからスタートした企画です。
今回は赤木さんオススメのビオワインと、輪島の朝市で赤木さんが調達してくださったお魚がテーブルを賑わしてくれ、頬を赤らめながらも楽しい漆談義の一夜になりました。

今回のお食事会用に、ディナー皿と能登鉢をお客様お一人お一人にお使いいただきました。
実際に使用したものは、22日(土)より、定価の10%offにて販売させていただきます。

先日のブログでもご紹介したnomaで実際に使われていた器達もお届けいただき、店頭にてご確認いただけます。
会期は残り一週間となりました。
本日22日(土)の営業はお食事会準備の為17時までとなりますが、会期中は無休で営業しておりますので、ゆっくりとお出かけいただけますと嬉しいです。
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赤木明登 ーうるし展ー

2015年2月19日(木)〜3月1日(日)
11:00ー19:00(21日のみ17:00)
作家在廊日 21日、22日

赤木明登 あかぎ・あきと / 塗師
1962年岡山生まれ。
中央大学文学部哲学科卒業、編集者を経て、1988年に輪島へ。
輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行。1994年に独立。現代の暮らしに息づく生活漆器=「ぬりもの」の世界を切り開く。

1997年にドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」展
2000年に東京国立近代美術館「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」展
2010年に岡山県立美術館「岡山 美の回廊」展
2012年にオーストリア国立応用美術博物館「もの 質実と簡素」展に招待出品

著書に『漆 塗師物語』〈文藝春秋〉、『美しいもの』『美しいこと』『名前のない道』〈ともに新潮社〉、共著に『茶の箱』〈ラトルズ〉、『毎日つかう漆のうつわ』「能登ごはん便り うちの食器棚」〈新潮社〉、『形の素』〈美術出版〉など。
各地で個展を開くほか、「ぬりもの」を常設展示しているお店が全国にあります。詳細はホームページでご確認ください。