赤木明登 ーうるし展ー 2015年2月19日(木)〜3月1日(日)

2015.01.18

東京での編集者としての生活から、漆に魅せられ輪島に住み着いて20余年。
自宅兼工房は森に囲まれ、小川のせせらぎを聞き、上塗りの部屋の窓の外には漆の木。
約1年程前に赤木さんの工房へお邪魔した時の印象が今だに頭に焼き付いている。

野や山、海から食材となる命をいただき、自分の手で料理し、器に盛り振舞う。
傍らには美味しいお酒と奥様、お弟子さんが。
お酒を呑んでおどけてみせたと思うと、突然真面目な事を言ってみたり。
作品の素晴らしさは勿論、人としての魅力が人気の秘密なのだろうと、一緒に杯を交わしながら確信したのです。

群馬では初の個展となります。
赤木さんの魅力を全て知っていただけるよう、ワイン会も併せて企画いたしました。
実際に触れ、お話を聞く事で漆のイメージも変わるかもしれません。
作り手のお話がお聞き出来る良い機会です、人数に制限がございますのでご予約はお早めに。。。

赤木明登 ーうるし展ー

2015年2月19日(木)〜3月1日(日)
11:00ー19:00(21日のみ17:00)
作家在廊日 21日、22日


ワインとうるしの器でお食事会
2月21日(土)19:00 start 
定員 15名(要予約)
会費 5,000円
イタリアのビオワインと漆の器で楽しむお食事会。
色気ある漆の肌に酔い、ビオワインの香りに頬を赤らめ、うるしとは、うつわとは。。。気取らず賑やかな夜となりますように。

ワインセレクト 太田久人/ヴィナイオータ  料理 吉井美晴/matka

ご予約は tel 027-386-2428 mail info@matka122.com

赤木明登 あかぎ・あきと / 塗師
1962年岡山生まれ。
中央大学文学部哲学科卒業、編集者を経て、1988年に輪島へ。
輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行。1994年に独立。現代の暮らしに息づく生活漆器=「ぬりもの」の世界を切り開く。

1997年にドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」展
2000年に東京国立近代美術館「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」展
2010年に岡山県立美術館「岡山 美の回廊」展
2012年にオーストリア国立応用美術博物館「もの 質実と簡素」展に招待出品

著書に『漆 塗師物語』〈文藝春秋〉、『美しいもの』『美しいこと』『名前のない道』〈ともに新潮社〉、共著に『茶の箱』〈ラトルズ〉、『毎日つかう漆のうつわ』「能登ごはん便り うちの食器棚」〈新潮社〉、『形の素』〈美術出版〉など。
各地で個展を開くほか、「ぬりもの」を常設展示しているお店が全国にあります。詳細はホームページでご確認ください。
www.nurimono.net

akagi_dm_blog.jpg