来年の

2014.12.21

2014年も残り10日ばかり。
毎年この時期になると、1年の反省を自分なりにしてみるのですが、反省点よりも次ぐ年の願望の方が次々と頭に浮かんできてしまいます。。。

2015年のmatkaは、作家さんの個展をはじめ、音楽イベント、ワークショップなどなど、勢力的に動いてゆきたいと思っております。
とその前に、年末年始休業を少しばかり長くいただいて、しっかり充電をして新年をスタートいたします。

新年最初の個展のご案内は。

2015年2月19日(木)〜3月01日(日)
赤木明登 ーうるし展ー

赤木明登 あかぎ・あきと / 塗師
1962年岡山生まれ。
中央大学文学部哲学科卒業、編集者を経て、1988年に輪島へ。
輪島塗の下地職人・岡本進のもとで修行。1994年に独立。現代の暮らしに息づく生活漆器=「ぬりもの」の世界を切り開く。

1997年にドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」展
2000年に東京国立近代美術館「うつわをみる 暮らしに息づく工芸」展
2010年に岡山県立美術館「岡山 美の回廊」展
2012年にオーストリア国立応用美術博物館「もの 質実と簡素」展に招待出品

著書に『漆 塗師物語』〈文藝春秋〉、『美しいもの』『美しいこと』『名前のない道』〈ともに新潮社〉、共著に『茶の箱』〈ラトルズ〉、『毎日つかう漆のうつわ』「能登ごはん便り うちの食器棚」〈新潮社〉、『形の素』〈美術出版〉など。
各地で個展を開くほか、「ぬりもの」を常設展示しているお店が全国にあります。詳細はホームページでご確認ください。
www.nurimono.net

和のもの、扱いが大変なものと思い込んでいた漆の世界。
古くは縄文時代に遡る程その歴史は古く、茶の湯の道具、懐石、日常の生活道具にいたるまで、常に私達の身の傍らにあった漆器。
金属、陶磁器とは違う、漆の滑らかで温かみのある性質は、手にした時に安堵感をもたらしてくれるものでした。

群馬県では初の赤木さんの個展となります。
日常の中での漆器、お椀などを中心に沢山の作品をお持ちいただく予定です。

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